外壁塗装や屋根塗装を行う際に、雪の降る地方の人が考えるのが、出来れば屋根雪を下したくない、うまく屋根に雪が積もらないでほしいと言うことではないでしょうか?

この気持ちは、雪国の人でないとわからないと思いますが、寒い雪の日に朝早くから夜まで雪かきをしなくては家から出られなくなる、屋根がつぶれて死んでしまうかもしれないなどという発想は、都会に暮らす人たちにはあまりよく判らないことかもしれません。

高齢になってくるとなおさらではないでしょうか?
雪が降るだけで、外壁や屋根の塗装も劣化が激しいということもあります。外壁塗装と屋根リフォームを行う場合雪対策等いことをしっかり考えておかねばならないでしょう。

雪の降る地域の屋根は、かなり急な勾配をつけています。この話は、その地方の雪質や雪の積雪量などを考慮して、計算されて決まっているので、地元の業者さんのほうがよくご存知かもしれません。そして、どんな方法で除雪を行うのか、屋根雪が庭先に落ちる角度までしっかりと計算されて設計していきます。もちろん、危ないので玄関の下に落ちない配慮もしていきます。プラス雪止めも設置する屋根を作り上げていくのです。

素材には、錆びにくく軽い素材のガルバリウ鋼板がを使う人が多いです。
ガルバリウム鋼板は非常に扱いやすいので、業者さんが進めてくるときにメリットを前面にだし、デメリットが本当に内容に話す場合がありますが、どんな素材にもいい面もあれば悪い側面も持っていると言うことを忘れないでください。

しかし、業者さんの中には、メリットしか言わずにガルバリウム鋼板は金属メッキ加工をした素材です。錆びないと言われる所以は、メッキ加工をしているからです。しかし、永久的に錆びないのかというとそうではなく、酸性雨や錆びたものが接触していたりすればもちろん普通に錆びが出てきます。寿命は、長くて30年は持つと言われています、短くても20年持つので、とても耐用年数が長いので、うまくメンテナンスを行えばとても経済的な外壁素材なのです。

また、軽い素材でできているので、家に負担をかけにくく地震が起こった時にもとてもメリットのある素材です。きちんと施工してもらえれば、災害の多い日本にはとても適している素材だと言えるでしょう。

では、ガルバリウム鋼板のデメリットはなんでしょうか?
ガルバリウム鋼板は、断熱性がありませんので、外の暑さ、寒さをそのまま受けてしまいます。そのため家自体に断熱性をつけることが必要になってきます。ということは費用が掛かると言うことでもあります。また、日々のメンテナンスも欠かせません、デリケートな素材なので、定期的に点検が必要になります。工賃は高く材料費も若干コストは高めですので、錆などがつけばすぐに対応してもらえるような業者さんを探しておく必要があります。

このように、ガルバリウム鋼板にもメリット、デメリットがありますが、メンテナンスが必要なくとてもいい素材だと説明してくる業者さんがありますので、そのようなウソを言う業者にだまされないようにしてほしいと思います。

いずれにせよ、自分の今住んでいる家の素材と、ガルバリウム鋼板があっているのか、地域的にも素材を使っていいのかをしっかりと説明してもらい、納得いったうえで選ん絵ほしいと思います。

雪国は、それでなくてもお金がかかります。どうぞ、ご自分に合った形の雪対策をしてほしいです。