外壁塗装や屋根の塗装を行う場合、手抜き工事なんてあってはならないと消費者は考えますが、そうではない業者がいるのは、残念ですが当たり前にあるようです。

なにしろ、外壁塗装やリフォームの業界の消費者センターへの電話相談件数が多いとよく話に出るほどですので、誰でも出来ないのに事業を始めてしまう、そして前金を取って倒産させる、また別の場所で起業するなんてこともあるようです、人としてどうかと思いますがそのような会社は本当に多いのだと言うことをまず頭に入れておきましょう。

では、一体どんな場所が手抜き工事ができる場所なのでしょうか?

それは、よく話に出ているので知っている方も多いかもしれませんが、塗料です。

塗料というのは、希釈して使うのですが(絵具で言う水で溶いて使うと言う状況)その希釈率をメーカーの基準値より多くして使うと言うことを行います。あたりまえのことですが、薄くなっている素材がどれほど高価であっても耐久性がよくても、基準値以下で行った外壁塗装は、十分にその機能を発揮できるわけがありません。しかも、あたかも外壁塗装ではしっかり基準の塗料を使ったと見せかけて、見積書にはその金額が乗っていて、あなたは支払いをしているかもしれません。

きちんとした業者さんは、その使って物の空を写真に収めてくださり幾つ使いましたと報告してくれる場合もあるようです。

そこまで言いたくないと言う場合もあるでしょうが、もしも不安ならば、私の知り合いで、外壁塗装でだまされてしまった人がいるので、ここまで教えてもらってもいいでしょうか?と契約するときにお願いしておくといいかもしれません。

また、塗料を3度塗るのが外壁塗装の常識とされて居ますが、その回数が2回しか塗られていないと言うこともあるようです。これも、塗料のごまかしですので、使う塗料の色、回数の確認も怠らないでください。

このようなことを、見分けるためには、営業してくれる人や職人さんの態度を見るといいでしょう。ご近所にしっかり挨拶してくれた会社なのか、作業を始める前の態度や姿勢、道具を大切にしているかなど、いい会社の人たちは、その姿勢が仕事ぶりに出るはずですので、自分たちはお金を払えばいいと言うことではなく、しっかりチェックしていくことは大切だと思います。