屋根の汚れをほっておくと、大変な状態になります。
写真を見て頂ければよく判ると思いますが、デッキブラシでこすりたくなるくらい真っ黒になってしまっています。
この状態では、たぶん屋根素材の中までカビが浸入していると思います。ここまで来ると高圧洗浄をしたくらいでは取れないのではないでしょうか？
屋根にカビがつくともろくもなってきますし、頭の上からカビ菌が大量に降り注いでいるのと同じですので、健康被害にも影響が出てくることがあるでしょう。とは言っても、屋根に上って、こすり洗いをするなんてことは、危ないので出来ないです。小まめに高圧洗浄を頼むか、素材をカビの発生しにくいものに変えてみると言う方法も検討する必要があるかもしれません。
劣化と同時に、屋根に穴が開くなんてことがあっても困ったことですので、自分の家の屋根の素材は、何でできているのか、どのくらいの対応年数があるのかは把握しておくようにしましょう。
屋根塗料の種類
それでは、屋根塗料の種類を見ておきましょう。
シリコン
多く使われている定番の素材です。紫外線にも強く汚れもつきにくいのが特徴です。耐久年数は約１０年ほどありますので、比較的コストパフォーマンスもいいと言えるでしょう。
フッ素
値段は他の素材に比べると、効果であるため二の足を踏みそうですが耐久年数が１５年以上とかなり長いので、コストパフォーマンスを年数に直すと実はそんなに高いものというわけではないと言うことがわかります。
ガイナ
宇宙開発を研究しているときにできた塗料であり、夏の熱気だけでなく冬の冷気をも遮断してくれるとても優れものの素材であります。耐久性にも優れ１５年ほど持ちます。また、冷暖房費が節約できるので、素材自体は高価でありますが、快適な生活が送れるので、コスト回収しながら住める点は大きく評価したいところです。
屋根塗装の節約の方法
屋根塗装をする際に節約できる方法としては、屋根と外壁塗装を一緒に行うといいと言うことです。屋根に上がるには足場を組みますし、外壁塗装もしかり、ということで足場を組むと言う作業が１回になるので、その分の経費が安く上がります。もしも、外壁塗装の期間と屋根塗装の期間が同じ時期に差し掛かっているのであれば、一緒に見積もりをしてもらうと言うことが最大限に安くなる方法ではないでしょうか？
あしばをかけなければならない場合はどんな時なのでしょうか？
・外壁の塗り替えや貼り換えをするとき
・屋根の葺き替えや塗り替えをするとき
・雨どいを交換するとき
・太陽光システムを取り付ける時
・高いところの窓枠の直しや窓の取り付け時
などがあります。
高いところを施工しようとすれば、必ず必要になるのが足場です。
足場を組める業者さんに頼むと、自社工事ですので安く済む場合があります。大抵は、外注に出して行っているために、別に人を雇うと言う作業がかさみます。
このようなことも考慮して、外壁塗装や屋根塗装をしてくれる業者さんを選んでみるといいでしょう。
